弁護士の選び方
横浜へ凱旋
神奈川県相模原市の弁護士事務所、多湖総合法律事務所の弁護士の多湖です。
今日(もう0時超えたので昨日か・・)は、神奈川県弁護士会へ、登録替え後の手続きに行ってきました。
通り道にある横浜スタジアムでは、案の定、ベイスターズが盛り上がっていましたね。人が多い。多い。群馬じゃ考えられない。と思ったのですが、ザスパ草津がありましたね。正田醤油スタジアムも。
関内駅に降り立ち、日本大通にある、研修時代にお世話になったベテランの先生に改めて独立のご挨拶に行った後、弁護士会での2時間に及ぶ説明。
弁護士会館は、みなとみらいの目と鼻の先なので、象の鼻パークあたりで、海風にあたってクイーンズスクエアで買い物して帰ろうしたものの、時間がなく断念。
弁護士の選び方
さて、今日は弁護士の選び方のお話。
友達や親族の知り合いの相談レベルで良く言われるのは「弁護士の選び方」を教えてほしいというもの。
これについては、①弁護士との相性、②弁護士の経験、③家からの事務所の近さ、④費用とアドバイスしています。
まず、①弁護士との相性について。
弁護士に依頼するときは大抵が困っているときです。
困っているときに自分の悩みを話せるか、親身に聞いてくれるかが一番です。
中には1年、2年、3年と長い付き合いになることもありますから、合わない人には依頼できないですよね・・。
また、信頼できないと、自分が弱っているときなので、余計に弁護士がやってることの全てが不審に思えてきたりします。
やっぱり「この人話しやすいなあ。」とか「一生懸命やってくれそうだなあ。」等の印象が大事なのではないかと思います。
次に、②弁護士の経験について。
これは、いわずもがなです。
③家からの事務所の近さは意外に大事で、弁護士とは結構な回数、打ち合わせをします。
事務所へのアクセスの良さはやっぱり大事です。
最後が④費用です。
ただ、この費用は曲者で、弁護士の相場はなかなか分かりづらい。
なかでもトータルで損しやすいのが、「経済的利益」と「回収額」の違いに気づかないパターン。この二つだけは把握されておいた方がいいかもしれません。
「経済的利益」とは簡単に言えば、「弁護士が入って増額ないし減額できた金額」を言います。
例えば、交通事故で、最初に100万円の提示がある場合、弁護士が受任して支払額が200万円になれば、「経済的利益」は100万円です。
なので、契約書に経済的利益の10%とあれば、10万円が報酬になります。
逆に「回収額」は200万円全額をいいます。
なので、回収額の10%は20万円。
そのくらいであれば、着手金を無料とする代わりに、報酬を高めにしてバランスをとるといった範疇で収まることになりますが、例えば回収額の25%とかになると話が変わってきます。
今の事例で回収額の25%は、50万円です。
着手金無料でも、日弁連の旧報酬規程(着手報酬、経済的利益方式)より遥かに高くなることも・・・。
額が大きければ、100万、200万変わってきてしまいますので、よくご説明を受けた上でご契約された方がよいかと存じます。
難しいことを色々申し上げましたが、とりあえず、法律相談を受けて弁護士の顔を良くみることが大事かなと思います。
最近では無料相談も多いですから、失敗(合わなくても)してもまた次に行けますから。
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